保有機体
JA2472
- コールサイン: 慶應21
- 登録記号: JA2472
- 型式: アレキサンダーシュライハー式ASK21型
- 製造年: 1991年
- 最大離陸重量: 600kg
- 最良滑空比: 34 (単座 85km/h)(複座 90km/h)
- 最小沈下率: 0.65m/s (単座 67km/h) 0.72m/s (複座 72km/h)
- 失速速度: 62km/h (単座) 65km/h (複座)
- 西ドイツのアレキサンダー・シュライハー社製の全GFRP製の複座機。胴体はハニカム・サンドイッチ構造が採用され。性能、安定性、強度、どれをとっても優秀である。失速に至っては迎え角を小さくするとマッシュに入り、スピンに至っては重量重心位置を後方よりにしてもほとんど旋転しない。主たる用途は練習だが、その性能と汎用性の高さからクロスカントリーや曲技にも用いられる。一年生は最初この機体で練習を行い、ファーストソロに出る。部員にとって言わば「母なる機体」。
JA2551
- コールサイン: 慶應23
- 登録記号: JA2551
- 型式: アレキサンダーシュライハー式ASK23B型
- 製造年: 1995年
- 最大離陸重量: 380kg
- 最良滑空比: 34(90km/h)
- 最小沈下率:0.66m/s (74km/h)
- 失速速度: 58km/h
- アレキサンダー・シュライハー社製の単座機。現在は6thソロから乗ることを許される。基本的な用途は練習だが、慶早戦では競技機として用いられる。ASK21を単座化したものなので基本的な性能はASK21とあまり変わらないが、重量が軽いためフワフワ浮いている感じがあり、少し不安定な分素直に動いてくれる。
JA68MK
- コールサイン: 慶應ディスカス
- 登録記号: JA68MK
- 型式: シェンプヒルト式ディスカス-b型
- 製造年: 1997年
- 最大離陸重量: 525kg
- 最良滑空比: 42.5 (100km/h)
- 最小沈下率: 0.61m/s (78km/h)
- 失速速度: 水バラ無し 60km/h
- JA2418と同じ型式の機体。実はピトー管とトータルエナジーの位置が異なっているが性能は基本的に同じ。ただ比較的新しい機体であるため風切り音が小さく、また内装がキレイ。
JA2418
- コールサイン: 慶應YS(ヤンキー・シエラ)
- 登録記号: JA2418
- 型式: シェンプヒルト式ディスカス-b型
- 製造年: 1988年
- 最大離陸重量: 525kg
- 最良滑空比: 42.5 (100km/h)
- 最小沈下率: 0.61m/s (78km/h)
- 失速速度: 水バラ無し 60km/h
- 西ドイツのシェンプヒルト社製のスタンダードクラスの高性能単座機。主翼は半分から少し後退しており、主輪が引き込む。操舵感も他と比較するときわめて軽く、音も静かである。はじめてこの機体に乗った部員はそれまで乗っていた練習機と違いなかなか沈下しないことに驚かされる。20年以上たってもまだ使用されている息の長い機体。
JA22MD
- コールサイン: 慶應デュオ
- 登録記号: JA22MD
- 型式: シェンプヒルト式デュオ・ディスカス型
- 製造年: 1997年
- 最大離陸重量: 700kg
- 最良滑空比: 45 (100km/h)
- 最小沈下率: 0.58m/s (78km/h)
- 失速速度: 69km/h
- シェンプヒルト社製の全幅が20mもある巨大な超高性能複座機。置いてあるだけで対岸の他大を威圧する。2009年にオーバーホール、ウィングレット改修が行われ、さらに性能が向上した。大抵一度上がってしまえば、もう数時間は帰ってこない。重いので操舵感は緩慢だが、性能が他と比べ圧倒的に良い。重い上に多くの場合ショルダーが一番奥のためクルーの立場からすると親の敵のような機体。